子どもたちを「はぐくむ」取り組み

大阪府社会福祉協議会保育部会では「悩んだ時は、保育園・認定こども園が力になります」を合言葉に、大阪府知事認定の「地域貢献支援員(スマイルサポーター)」を養成、配置しています。子育てのほか、さまざまな悩みを受け止め、関係機関と連携し、課題解決に向けて必要な支援を行っています。今回、貝塚市の保育園・認定こども園が、他種別施設や社会貢献支援員とともに支援した声を紹介します。

※「スマイルサポーター」とは?
保育園・認定こども園等に在籍する保育士等で、実務経験5年以上の方が、所定の養成講座を修了することで、大阪府知事の認定を受けるものです。育児、家庭、病気、介護など、保育園の「地域貢献支援員(スマイルサポーター)」が相談に応じ、制度・サービスにつなぎます。
※詳しくは、大阪府社会福祉協議会保育部会HP「にじいろつみきネット」参照

保育園・認定こども園のノウハウや専門性を地域支援に


わきはまこども園 山田尚子園長

親の介護や家族の障がいに悩んでいる保護者の相談も保育士は受けています。地域の相談支援に携わり、保育分野以外の知識も身に付けながら支援する大切さを実感しました。

地域の身近なニーズをキャッチ


パルティ道教寺 眞榮田初子園長

園の近くに住む緊急支援が必要な高齢者をサポートしました。身近に今日明日食べるものがない方がいることに驚きました。

保育園・認定こども園の機能を生かす


ひさほ保育園 北野伸子園長

配偶者からの暴力(DV)を受けて転居してきた母子世帯へ、緊急で必要なオムツとミルクを園の備蓄から提供しました。お母さんの喜ぶようすを見て、自分たちに何ができるかを改めて考えました。

保育園・認定こども園に求められる役割

「保育の現場も人材確保が困難な中ではありますが、地域子育て支援事業の充実など、保育園・認定こども園に求められる役割が広がっています。スマイルサポーターの専門性や保育園・認定こども園の強みを生かして、できるところから取り組んでいきたい」と貝塚民間保育協議会の会長である(社福)貝塚南保育園の髙田テルミ理事長は語ります。


貝塚民間保育協議会 会長
社会福祉法人 貝塚南保育園 髙田テルミ理事長


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