地域の生活を「ささえる」取り組み

「大阪しあわせネットワーク」では、社会福祉法人(福祉施設)の強みや特性を活かした地域貢献事業を推進しています。今回は、社会福祉法人ほっこり福祉会ほっこりの里(貝塚市)のコミュニティソーシャルワーカー(以下CSW)にインタビューをしました。

今日食べるものがない…地域のニーズに驚き


左)CSWの金丸鉄矢さん、中)木下隆司理事長、右)CSWの木下普治さん

金丸氏は、普段、生活介護主任支援員として利用者への就労訓練や生活全般のケアに携わるかたわら、CSWを務めています。地域の中に、今日食べる物がないほど生活に困窮している方がいることを知り、とても驚いた」と金丸氏は言います。制度へのつなぎや緊急の食材支援だけでなく、対象者が地域で孤立しないように、生活全般を支えるCSWの役割を感じていると言います。

対象者の前向きな変化にやりがいを感じて

木下氏は、訪問介護事業所の管理者として事業所の運営管理に携わるかたわら、CSWを務めています。「最初に面談した際にとても落ち込んだ表情をしていた対象者に寄り添い、一つひとつ生活の課題を解決していく中で、前向きな姿勢で表情がイキイキと変化したことにとてもやりがいを感じた」と振り返ります。

社会福祉法人として積極的に地域に関わる

同法人理事長の木下隆司氏は、「普段職員は施設内の利用者への支援が中心となるが、一歩地域に踏み出すことで視界が広がり、職員として大きく成長する機会になっている。今後も社会福祉法人として積極的に地域に関わっていきたい」と語ります。

法人紹介


障がい者支援施設ほっこりの里(大阪府貝塚市)

法人名:社会福祉法人 ほっこり福祉会(ほっこりふくしかい)
所在地:大阪府貝塚市三ツ松1708番1
電 話:072-421-2222
ホームページ:http://hokkori.or.jp/
法人設立認可年月:
主な実施事業:障害者支援施設(生活介護、自立訓練(生活訓練)、就労継続支援B型、障害児通所支援事業(放課後デイサービス)、障害児相談支援事業(障害児支援利用援助)、老人居宅介護等事業(訪問介護)、計画相談支援、移動支援事業、障害福祉サービス事業(居宅介護、重度訪問介護、同行援護)、居宅介護支援事業、日常生活支障状態の軽減・悪化防止事業


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