地域×福祉施設~地域貢献委員会の取り組み~

府社協は、市町村域の取り組みとして、社会福祉法人(福祉施設)と地域が連携し、地域の課題やニーズに応える「地域貢献委員会(施設連絡会)」の組織化を府内市町村社協とすすめるとともに、府域の取り組みとしてオール大阪の社会福祉法人による社会貢献事業「大阪しあわせネットワーク」を推進しています。

これらの取り組みが連携し、地域の福祉力向上やセーフティネットの充実につなげるため、平成30年度から3年間助成事業を実施。本年度は府内11ヶ所(※)で助成事業が展開されています。

※2018年度助成市町村(豊中市、吹田市、枚方市、寝屋川市、八尾市、柏原市、藤井寺市、羽曳野市、河内長野市、松原市・和泉市 計11市)

地域と施設が取組と課題を共有


視察研修会の様子

吹田市では、地区福祉委員長を対象に視察研修会を実施。施設連絡会の会員施設を見学して、福祉施設の現状を学ぶとともに、施設が取り組む生活困窮者等への支援事例などの報告がありました。施設連絡会として、施設の取り組みを地域と共有し、理解を得ることで、施設の機能を活かして地域の困りごとに応える実践につながることが期待されます。その他の市町村においても、施設種別を超えた出張相談会の実施、災害に備えた取り組みなど、それぞれの地域課題やニーズに応じた活動が進んでいます。

【参考】吹田市社会福祉協議会施設連絡会ブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/siseturen

「福祉と共生のまちづくり」に向けて

府社協では、地域のあらゆる住民が役割を持ち、支え合いながら、自分らしく活躍できる地域コミュニティを育成し、公民が協働して助け合いながら暮らすことのできる「福祉と共生のまちづくり」を目指し、府内全市町村での「地域貢献委員会(施設連絡会)」の展開と、「大阪しあわせネットワーク」との連携についてより一層推進していきます。



地域×福祉施設~地域貢献委員会の取り組み~トップへ